３on３ルール

３on３柔術・ルール

ルール概要
・3ｏｎ3柔術は3対3で闘う団体戦。ただし、1人づつ順番に闘うのではなく、3対3で一斉に闘い、1人に対して多人数での攻撃も可。
･1本を取られた選手は競技場の外へ出る。先に相手チームを全滅させた方が勝ちとなる。

1階級
体重規定無し

２服装
(1)道衣上下で、破損が無く、清潔な物。道衣は、柔術、柔道、空手等どのような種類でもかまわないが、必ず上下着用する事。
(2)シューズ等の使用は不可。
(3)サポーター、イヤーガード及びテーピングはレフェリーのチェックの上、使用してもよい。

３試合時間
5分1ラウンド

４勝敗
(1) 一本
ａ：ルールで許されている絞め技、関節技によるギブアップ。
ｂ：レフェリーストップ（見込み一本）
＊絞め技で落ちた場合、関節技が明らかに極まっている状況でギブアップしない場合、または声を出した場合。その他、以上の理由に匹敵する状態である、または、その状態になるとみなした場合。

(2)判定になった場合
ａ：人数差による判定勝ち。
ｂ：残った人数が同数の場合はレフェリーの判定で勝敗を決する。

５反則（以下の行為を行った選手のチームは失格）
(1) 全ての打撃
(2) 金的への攻撃
(3) 噛み付き
(4) 目潰し
(5) 頭髪を引っ張る
(6) アキレス腱固め以外の足への関節技（外がけのアキレス腱固めは禁止）
(7) 手足の指に対しての攻撃
＊攻撃の意志ではなく指を掴んだとしても、その行為によりダメージを与えたとみした場合は失格とする。
(8) 攻防中、故意に競技場の外に出る。
(9) 相手の後頭部や頚椎を叩きつけるような投げ技(バスター、バックドロップ等)
(10) 寝技をやっている選手、もしくは倒れた選手に投げた人をぶつける。
(11) フットチョーク等による喉仏とその付近への攻撃
(12) 悪質な試合態度とみなされた時

６選手が負傷した場合
(1) 負傷の原因が相手の反則または故意による場合、反則者の負けとなる。
＊反則者は敗者復活としてトーナメント戦に参加する事は出来ない。
(2)負傷の原因が偶発性による場合、試合を続行できる選手の勝ち扱いとする。
(3)トーナメントにおいて試合終了後、勝者となった選手が試合続行不可能である場合敗者復活として負けた方の選手が引き続きトーナメント戦に参加する権利を得る。

７トーナメント規定
出場チームが3チーム以上でその階級がトーナメントとして認可される。但し、3チームの場合は巴戦となる。２チーム以下の場合はトーナメントではなくワンマッチとする。

８参加資格
18歳以上で感染症の無い健康な男女。
＊18歳以下でも実績もしくは実力が有る場合は参加可能とする。

９その他
(1) 試合中のブレイクは基本的に無しとするが、競技場から出た場合、レフェリーがストップの掛け声をかける。この際、競技者はレフェリーの次の指示があるまで動いてはならない。スタンド状態であればブレイクし中央で再開する。グラウンドの場合は競技場内に戻し同じ状態から再開する。ただし、絞め技、関節技が極まりかけている場合は続行とする。
(2) 1本を取られ競技場外へ出た選手が、場内の選手にアドバイスを送るのは可。
(3) 本大会規定に定められていない問題が生じた場合は、審議委員、審判員の合議によって、これを処理するものとする。
(2002年9月改正)